tapan

アイヌ語

カナ表記 タパㇴ/タパン

発音

語源

tap + an

連体詞

tapan (複数形 tapoka)

  1. この。
    • tapan ikuso ikuso kese ikuso pake kokinnatara.[1]
      この酒宴の席酒宴の席の末端酒宴の席の上端は美麗に輝きわたる。
    • hayok sak kuni kur somo tapan na.[2]
      あなたは甲冑がないはずの者ではないのです。
    • ciannukoyki a=ekarkar wa kusu u kor hayokpe a=tak kusu ek=an siri ne hi tapan naitak=an awa u sik ka konna koraynatara.[3]
      神なる人が)ひどくいためつけられているので彼の甲冑を招くために来たのです。」そう話すと目が静かになりました。
    • anakki yakka a=e=kasuy kusu ek=an siri ka somo tapan na.[4]
      そうだとしても私はお前を手伝いに来たのではないのだ。
    • tapan hikusu inne ikuso ikuso pake ikuso kese homaritara tapanpe re kor utarpa patek oka ruwe ne.[5]
      そうしたら多くの酒の席の酒席の上座の端や酒席の下座の端がぼんやりして見える(ほど大きい)これこそ世に言う勇者ばかりいるのだ。
    • tapan tonoto a=kor tonoto tonoto teksam iranakka isamno nupettek pakno siran ne ki ya? neun ne humi u ne nankor ya?.[6]
      この酒我々の酒の酒のそばでは煩わしいこともなく愉快な様子でしょう?なのに)どうしたことなのでしょうか。
    • tapan atuy so atuy so ka ta kamuy rorunpe anakkikorka sipase kamuy neun ne ruwe a=sirkorari oararisam.[7]
      海面の海の上での神の戦いはけれど本当に重い神はどうしたのか地面に叩きつけられまったくいなくなってしまいました。
    • tap orowano tapan hikusu cipatupatu easirana utarpa patek arokamkinno a=numke wa a=koterkere inerokpekusu kira enitan.[8]
      それからそのために大騒ぎになりそれこそ勇者ばかりわざと選んで振り飛ばした。(だが)なんとまあ逃げ足が速い。
    • heru sinen a=ne ki ruwe tapanitak=an kane easirana a=tamka konna sikaye kane heru tamkuri sikaye kane tan poro casi cipatupatu.[9]
      ただ一人のもので私はあるのですよ」と)言うとそれこそ私の刀の上が輝いてただ刀影が輝いてこの大きな山城大騒ぎになった。
    • tapan kamuymaw ciranaranke a=kor rorunpe rorunpe kurka cipatupatu.[10]
      神風の吹き下って我々の戦争戦争の上で大騒ぎになっている。
    • tapan kamuymaw ciorankekar.[11]
      神風の吹き下る。
    • hunak un nen e=koyruska p e=rayke yakun e=hosipi e asir ki p ne ruwe tapan.[12]
      この誰かお前が腹を立てた相手を殺したのならお前は帰らなければならないのだよ。

参考文献

  1. 平賀さだも (1969), “9-4 ユカㇻ「 サㇰソモアイェㇷ゚ 」(3)(サㇰソモアイェ ㇷ゚退治(3))”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  2. 平賀さだも (1969), “12-2 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」続き(火なしに育った、水なしに育った(続き ))”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  3. 平賀さだも (1969), “12-2 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」続き(火なしに育った、水なしに育った(続き ))”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  4. 平賀さだも (1969), “12-2 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」続き(火なしに育った、水なしに育った(続き ))”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  5. 平賀さだも (1969), “13-2 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水 なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  6. 平賀さだも (1969), “13-4 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  7. 平賀さだも (1969), “13-4 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  8. 平賀さだも (1969), “13-4 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  9. 平賀さだも (1969), “13-4 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  10. 平賀さだも (1969), “13-4 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  11. 平賀さだも (1969), “13-5 ユカㇻ「アペサㇰスクㇷ゚ ワッカサㇰスクㇷ゚ 」謡い途中でテープ切れ終了(火なしに育った、水なしに育った)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  12. 平目よし (1969), “19-4 ルパイェユカㇻ「ポイサルンクㇽ」(若い沙流の人)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月