epitta

アイヌ語

カナ表記 エピッタ

発音

  • IPA(?): /e.pit.ta/, [ʔe.pit̚.ta]

語源

e- + pitta ()

副詞

epitta

  1. じゅう。全体。全部。
    • エピッタ 覚えてるか?[1]
      epitta 覚えてるか?
      全部覚えてるか?
    • コント コタン エピッタ ホユプアン オラノ[2]
      konto kotan epitta hoyupu=an orano
      今度は村じゅうをかけ回ってそれから
    • オロワノ ヤイコチュㇷ゚チセアヌアヌ ヌマ カ エピッタ ウフイ ワ キ アイネ[3]
      orowano yaykocupciseanuanu numa ka epitta uhuy wa ki ayne
      自分の体に火が回って、毛がすべて燃えて、そして
    • サㇰ パ エピッタ[4]
      sak pa epitta
      夏の年
    • エタクオクレ、チセオレピッタ クアシカンネレクスネ、クピリカレクスネナ![5]
      hetak hokure, cise or epitta ku=askannere kusu ne, ku=pirkare kusu ne na
      さあさ、家じゅう、を大掃除大掃除!

関連語

  • opitta (オピッタ)皆・全て

用法

epitta全体は一つのものの中の全部を言うのに対し、opitta全ては複数のものの全てを言う。

参考文献

  1. 平賀さだも (1969), “8-6 カムイユカㇻ「ミントゥチカムイ イケスイモトホ(ヘㇺノエ)」(河童が去ったわけ)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  2. 木村きみ (1969), “20-6 ウエペケㇾ「イエマカアトゥサレ メノコ」(もろ肌を脱いだ女)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  3. 黒川てしめ (1969), “23-8 ウエペケㇾ「ケトゥペトノ イカオピューキ」(ハリガネムシに助けられた)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  4. 平賀さだも (1969), “8-2 カムイユカㇻ「トピパカムイ ヤイェユカㇻ(ヘウルル)」(沼貝の神が自ら物語る)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
  5. 非ウポポイ系アイヌ (aynuitak_jiji), Hetak hokure, cise or epitta ku=askannere kusu ne ,ku=pirkare kusu ne na !
    エタクオクレ、チセオレピッタ クアシカンネレクスネ、クピリカレクスネナ!
    さあさ、家じゅうを大掃除、大掃除!