「。。。なるほど個人がひとつきりの体でその人生を生き、それを指して「わたし」と言いながらも全部がわたしと感じるゆえに「このわたし」なんてものは個人を超えた大きなものの、やっぱり一瞬間でしかないような気持ちにさせられます」
(川上未映子『世界クッキー』文藝春秋)
質問1:この「なんてものは」は「なんというものは」の省略ですか?
質問2:タイトルの通り、「個人を超えた大きなものの」はどういう意味ですか? 自分が習った文法では、「ものの」は「だが」の意味です。だから「個人を超えたものの」だけでも十分ではないかという疑問を持っています。「大きな」は何を表しているですか?
教えてください。